ITB療法ウェブサイトは、痙縮のある患者さんのための情報サイトです。

経口薬

痙縮を治療する薬剤は筋弛緩剤と言います。脊髄での反射を落とす中枢性筋弛緩剤と脊髄の運動神経から筋肉に命令が伝わりにくくする末梢性筋弛緩剤があります。一般的には、中枢性筋弛緩剤を第一選択にし、効果が不十分な際に末梢性筋弛緩剤を追加します。少ない量から増やし、副作用が出ない範囲で服薬量を調整しますが、効果が不十分だったり、副作用が先に出てしまったりで投与量を決めるのはなかなか困難です。

中枢性筋弛緩剤としてはバクロフェン(ギャバロン錠、リオレサール錠)、ジアゼパム(セルシン錠・散)、チザニジン(テルネリン錠)などがあり、末梢性筋弛緩薬としてはダントロレンナトリウム(ダントリウムカプセル)などが用いられています。テルネリン錠は筋弛緩剤ですが、肩こりなどで用いられています。

筋弛緩剤の副作用としては、脱力感、眠気などがあります。長期の服用となるので、肝機能障害などが問題になることもあります。