ITB療法ウェブサイトは、痙縮のある患者さんのための情報サイトです。

危険性(副作用)に関する重要な注意事項

ポンプシステムの異常による危険性(離脱症状、過量投与)

離脱症状とその対応

  ※:お薬が髄腔に正しく運ばれなくなった結果あらわれる症状

治療中、ポンプからのお薬の注入が突然止まってしまったり必要量が注入されなくなると、お薬の効果が感じられなくなり、痙縮が悪化してしまいます。さらにはかゆみ、血圧低下、感覚の異常、高熱、精神状態の変化(幻覚、錯乱、興奮状態など)、けいれん発作(痙縮の増強)などの離脱症状があらわれます。

ポンプシステムの異常による危険性(離脱症状、過量投与)

【離脱症状の初期症状】

  • お薬の効果がなくなり、痙縮の症状が悪化してきた(筋肉が治療前のように固くなる、けいれん発作が出る など)
  • 風邪でもないのに、突然高熱が出てきた
  • かゆみを感じる、しびれる、チクチクする、ピリピリする、など今までになかったことを感じる(感覚の異常)
  • 精神状態の変化(落ちつかない、イライラする) を感じる

【離脱症状を防止するための注意】

お薬の注入が突然止まらないように、以下のことを守ってください。

  • 担当医師に指定された受診日に、必ず受診する
  • ポンプのアラ−ム音が鳴った場合は、直ちに受診する
  • 日常的に繰り返す特異な動作や激しい運動は避ける

お薬の注入が止まってしまう主な原因としては、カテーテルの不具合(特にポンプ接続部分の外れなど)、ポンプ内のお薬がほとんどなくなってしまう、ポンプの電池切れによりポンプが停止してしまう、などがあります。