
Q&A(よくある質問)
ITB療法に関するご質問を下記にまとめましたので、ご参考にして下さい。
- ポンプを植込んでいることに、周りの人は気付くでしょうか?
- ポンプの植込みによって植込んだ部分の皮膚が少し盛り上がることがありますが、通常は服を着ていれば全く分かりません。
- この治療を受ければ、他のお薬の服用をやめることができますか?
- 他のお薬(抗痙縮剤)の服用をやめられると考えられますが、実際に服用を止めることができるかどうかは、担当医師が判断します。
- 痙縮はどの程度治るのですか?
- 本治療法によって患者さんにどの程度の効果が得られるかは、それぞれの患者さんで個人差があります。ポンプは患者さんへの効果を確認してから植込みますので、お薬の注入量の調整を行うことで多くの場合は効果が期待できます。しかし、この治療法は痙縮そのものを完全に治したり、患者さんの病気そのものを治すものではありませんので、治療を止めてしまうと痙縮は元の状態にもどります。
- ポンプを植込んだ後は、スクリーニング(効果の確認)で得られたのと同じ効果が続くのですか?
- ほとんどの場合、スクリーニング(効果の確認)の方がポンプを植込んだ後よりお薬の効果が強めに出ます(患者さんによっては、お薬が効きすぎることもあります)。スクリーニングでお薬の効果が強すぎるためにポンプ植込みに踏み切れない場合があるかもしれませんが、多くの場合、お薬の注入量と速度を調整することによって治療が可能です。
- 副作用が心配です。
- ポンプシステムの何らかの異常によってお薬の注入量が減ってしまい、離脱症状があらわれる可能性がありますが、通常は痙縮の悪化があらわれるため、大事に至る前に身体の異常に気が付きます。しかし、患者さんに意識障害があったりコミュニケーションがとれない場合には、ご家族・介護者の方の十分な注意が必要です。
また、手術後の感染症などが報告されていますが、適切な処置で対応が可能です。
- 医療保険の適用になるのでしょうか?
- 髄腔内薬物投与療法は健康保険の適応となっています。医療費については、重度障害の方では重度障害者(児)医療費助成制度(市町村により名称や内容が異なる場合があります)が使えたり、自己負担についても高額療養費制度などがありますので、くわしくは病院の医療相談窓口など※にお問い合わせください。
※医療ソーシャルワーカー(病院により名称が異なり、医療福祉相談員などと呼ばれることもあります)にご相談ください。
- 日常生活を変える必要はありますか?
- 通常、日常生活を変える必要はありません。痙縮が緩和されることによって、日常生活の幅が広がったり、QOL(生活の質)が向上すると考えられます
(日常生活で痙縮(足の突っ張りなど)を利用していた場合は、立ち上がり動作などの方法を変更する必要があります。)
- 治療をやめたくなったときは?
- 患者さんのご希望により、いつでも治療をやめることができます。その場合は、離脱症状が発現しないように少しずつお薬の量を減らしていきます。疑問がありましたら、担当医師の先生にご相談ください。
